2009年10月 6日 (火)

通勤環境改善 そしてBilstein

通勤環境改善も大詰め。

当初予定していたアイテムで最も大物だったこいつをようやく装備完了です。

Bilstein_1_2 ←Bilsteinのショック

軽自動車にそれかい!と多くの方は思うかもしれません。
でもいいのです。
ギタリストが一度はテレキャスを弾くように、ベーシストが一度はプレベを弾くように、
これは自動車をやる人が一度は経験しておかないといけないトコロなわけです(笑)

立川でSwing Out Sisterの怒涛のライブが終わったその足で出発。
ひさびさの中央道をひた走り、明けて10月4日に愛知県春日井市にて入庫。装着。
遠いですがなにしろそのお店のオリジナル企画商品だからしょうがない。

お店に着くとすでにガレージのテーブルの上にはそれらしきダンボール箱が。
てきぱきと開封して中身を床にならべる店主。

ををー。いいですねえ(^-^)

うわさの倒立ショックアブソーバーをしばし鑑賞。
確かに上部の太さがまるで違います。

Piston

Photo

交換作業自体はそんなにややこしくなく2時間ほどで無事終了。
晴れてBilstein装備車となりました。

早速、帰り道でフィーリング確認。

やはり最大の差は曲がるときの感じ。
ハンドルを切ろうと力を加えはじめるぐらいのタイミングでクルマが向きを変えはじめ、何か見えない力で支配されてるみたいに滑らかにすーっと曲がっていく....不思議な感じです。

一番顕著にわかるのが高速のランプ。
特に前にクルマがいて、アクセルを踏んだり戻したりしながらぐるーっと一定方向に回るような場合の安定性がもう全然違います。
今までは、少し先を意識的に見てじんわりと操舵しないと左右へふらふらしていたのですが、何も考えずにハンドルを片手で持っていればぴたっと狙ったところを走れるようになりました。

つまり今までは横剛性が低かったため操舵時にはピストンロッドがわずかに変形し

・タイヤの接地角度が変わる
・ダンパのストローク動作が邪魔される
・操舵にともなうピストンロッド回転動作が邪魔される

が同時に起こっていたわけですよね。
これが全部激減した結果、本来の挙動(全ての部品が剛体として振舞ったときの動き)に近づいたということだと思います。

頭ではわかっていても、こんなに劇的に違うとびっくりです。
BGレガシィのGT-Bに最初に乗った感じもこんなフィーリングだったのを思い出しました。
そうかあの感じはダンパのおかげで出せてたんだなぁ。。奥深し。

で、上下方向のダンピングについては量産よりもきつめになってしまいました。
ストロークスピードが遅い領域での減衰が強いのでしょうがないかもしれません。
その代わり高速道路での安定感は抜群です。

とりあえず経時変化も観察しながら使ってみようと思います。

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2009年6月22日 (月)

通勤環境改善シリーズ ~ビレ音との戦い編~

走行中に、右前方から「チリチリ」というか「ビリビリ」というかそんな音がしていてとても気になっておりました。
思い当たるフシはありすぎで(笑)、内装もルーフトリムも果てはインパネまで全下ろししたことがあるのでどこから音が出ても不思議ではありません。

しかし、そんなことがないように、バラした箇所の組み立て時には細心の注意をはらって接触部の制振処置を行ったつもり。樹脂と樹脂の接触部、金属と配線のクランプ部、配線の保護チューブ同士の接触部にまで布テープが巻かれたりはさんであったり、自分なりにベストと思える配慮で作業してあります。これでもまだ異音が出ているということがショックで、自分を否定されたような気分になって少々凹んでました(←大げさ)。

Photo

音はフロントガラス右下~Aピラー下部あたり(写真○部)から聞こえるように感じるのですが、いくらインパネを叩いてもAピラーを叩いてもそれらしいビレ音はしません。不思議だなぁと思いながら悩むこと2ヶ月。時間もないためしばらく放置していましたが、こんな再現性の高い音を片付けられないようでは情けないと思い、冷静に見直してみることに。

一つ思ったのが、音源はインパネにはないのではということ。インパネ周辺は何度も調べ直して、原因になりそうな部位は全て処置したということもありましたし、音の方向と起振部位は全く別かもしれないという可能性もあると考えたからです。

ということで、再現しているときにいろんなところを変化させて音が消えるか試してみました。

<その結果>

・右腕ひじでドア内張りを外方向へ強く押すと音が止まる。離すとまた音が再現する。
・窓を少しあけると音が出なくなる。閉めるとまた音が再現する。
・運転席の窓ガラスを外側へ押すと音が止まる、離すとまた音が再現する。
・車両を停止している状態で運転席から外側へ向かって窓ガラスを叩くと音が再現する。
・ドアオープナーレバーを引いて上下に動かすと似たような音が再現する。

...なんと、これを見る限り起振源は運転席ドアのどこかにあるような気がします。

犯人探しの手がかりは以下になります。

・ガタのある部分
・そのガタの量が、窓ガラス全閉時と少しあけたときで変化する部位
・そのガタの量が、ドア内張りを外へ押した時に変化する部位
・音質から推定すると、打撃している質量はそんなに大きくない(小さい樹脂部品が接触しているイメージ)

内張りをはずして内部構造を見たのですが犯人候補はこれだけあります。

(1)ドア内張り固定クリップと内張りのガタ
(2)ドアオープナーワイヤとドアパネルの接触

(3)ドアオープナーワイヤ外索と内索のガタ
Photo_2  ←ケーブル(黒い部分が外索、右端に見えているのが内索)

(4)ドアオープナーハンドル取り付け部とドア内張りのこすれ
(5)内張り固定ボルトを受ける樹脂ナットとドアパネルのガタ

どれも実際に手で叩いてみると問題の異音にとても近い。
う~むどれも怪しい。

主犯格をつきとめたいところですが、もしかして全員が犯人かもしれず(汗)
こんなときは根絶やし作戦。全部に手を入れます。

(1)はクリップを一度内張りから外し、布テープをはさんで再度組み付け
(2)はワイヤ外側を布テープでガード
(3)はワイヤ内部にグリスを圧入し、ワイヤをわずかにS字に曲げて配索(内索を外索に常に押し当てて制振する)
(4)取り付け部を一度外し、布テープをはさんで再度組み付け
(5)樹脂ナットを一度ドアパネルから外し、布テープをはさんで再度組み付け

Photo_5 ←こんな感じで布テープをはさんで組み付ける

はっきり言って気力と根性の世界です。
一つでも手を抜いてしまい、そこが犯人だったら努力は全く無駄になります。

ばらしたついでなので内張り内側には吸音材をとりつけ。
車室内への騒音透過低減と、内張り全体の振動レベルを下げて異音の起振力低下の両方を狙います。

Photo_6

さて、効果のほどは。。。


おー!!


音しなくなってる(^-^)!



これでしばらく様子見てみることにします。
それにしてもドアの中の接触振動が原因でフロントガラスから音が聞こえるんですから不思議ですね。


※ちなみに何度も出てくる「布テープ」とは、電気配線用のドイツ製布テープで「TESAテープ」というヤツです。
本来の使い方とは違うのですが、当たりやこすれによる異音を直したいときに非常に便利。
手放せません(笑)

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2009年6月10日 (水)

Fender Rhodesの中身拝見♪

前から一度分解してみたかったもの。
それはFender Rhodes。

言わずと知れたエレピの名器♪

・鉄の棒をハンマーで打弦する
・ピックアップでその振動を一弦一弦拾う

という仕組みだということはうわさで聞いていたのですが
普通のスタジオにはまず置いてないし、もちろん自分でも持ってないし、唯一ホンモノを見たAMLUXホールではとても中身みせてくださいっていう雰囲気じゃなかったし(笑)

そんなアバウトな仕組みで調律はどうするのか?
各弦の音量バランスはどうやってとるのか?
鍵盤の数だけあるはずのピックアップはいったいどのように結線されているのか?

ずっとナゾだらけでした。

先日落下傘 with Yukkyの打ち上げパーティでお邪魔したゆうさん宅に
なんと当たり前のように置いてあるRhodes発見!(嬉)

なんでもかつては海の向こうのスタジオで盲目の超有名シンガーも弾いたという現物だそうで、そんな貴重なヴィンテージ楽器は...そうやっぱり中を改めなくてはいけません(笑)

ナゾにつつまれたそのピックアップ部は、これだ~♪

Rhodes_1

板状の鉄片と、そこから下に伸びたバー、その先にくっついた針金部。
このセットが一つの鍵盤に対応した発音部になります。

針金の先にばねがぐるぐる巻いてあるように見える部分がありますね?
ぐるぐるのバネの部分は調律用のおもり。
これを微妙に前後させることで共振周波数を調整して調律します。
見せていただいたRhodesはMARKⅠの73鍵でしたが、73個のぐるぐるをちまちまといじって調律する手間を考えると相当に憂鬱です(汗)

Rhodes_2

針金の先端にはそれぞれピックアップが一つおかれています。
ピックアップの構造はまさに電磁石。超原始的なシングルコイルピックアップです。
2枚目の写真右側に見えているボルトをゆるめるとピックアップを前後に動かすことができるようになっており、これによって各弦の針金とピックアップの距離を調整してボリュームバランスをとります。

Rhodes_3

73個あるピックアップ。ピックアップを見て思ったのですが、おそらく部品自体はギター用のコイルを流用したのではないでしょうか。
出力はホットとコールドの2本だけ。配線はこのようにつながっています。
隣り合う3つのピックアップを並列つなぎで1グループにして、隣のグループと逆位相になるよう直列につないでいます。全部並列につなげばインピーダンスが下がりすぎ、全部直列ではどこかが断線すると全ての鍵盤の音が出なくなるので、パッシブ回路のみで構成するには必然的にこのようになったものと思われます。またどの程度効果があるのかはわかりませんが擬似的なハムバッキングの効果も狙ったものに見えます。

ということで、Rhodesの中身は「原理シンプル、構造複雑」なものでした。
その部品点数の多さ、ハンダ付けの多さ、調整箇所の多さからみると、ツアー等での故障率は相当なものだったんじゃないかと思います。
でも、逆にこの不完全さがRhodesの特徴であり、微妙に濁ったサウンドを生み出す秘密なのかもしれません。

貴重な楽器を見せて下さったゆうさん、どうもありがとうございました!

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2009年5月 1日 (金)

ダイアログ イン ザ ダーク

J-Waveできいて興味のあったこれにいってきました。

http://www.dialoginthedark.com/index.html

イベントと言っていいのかエンターテイメントなのか、あるいはアトラクションと表現すべきなのかよくわからないのですが、「全くの暗闇のなかを数人のグループで助け合いながら進んでいく、そこから何かを体験し感じる」というのがこの催しの主旨です。

会場は千駄ヶ谷の駅から外苑西通りを南へ徒歩15分ほど歩いたあたりです。
サインボードに従ってビルの間の階段を地下へ降り、すりガラスの扉を開けるとそこは広くて落ち着いた雰囲気のロビー。
受け付けが済んだら荷物をロッカーにおさめ身軽になって待機。
参加者は8人(参加した時間はたまたま6名でした)一組のグループで行動するプログラムなのですがグループごとに集合時間がずれているのでロビーはひとかげまばらで静かです。

開始時間になったら係の方に呼ばれてまずは集まってこんにちは。
当然ですが名前も年齢も職業も全く知らない人の集合体です。
ここで白い杖を一本ずつ借り、照明を落とした前室に入って目を慣らしながら係の方から少し説明をうけます。

・全くの暗闇になるので声の情報がとても大事
・動き出す、止まる、しゃがむ、立つ、など動きを変えるときはまわりに声と名前で知らせる
・手で何かに触れようとするときは手の甲を前に向ける

なるほど。

そしてもう一枚カーテンをくぐりさらに照度を落とした部屋へ。ここでナビゲータの方が登場です。
グループに一人ずつ視覚障がい者の方がつきそい、いろいろな解説をしながら案内をしてくれます。ワタシたちのグループにつきそってくれるのは自称「ちくわ君」。

なんでも学生のころの合宿で、友人が朝食で残したちくわを全て引き受けたのがあだ名の由来とか(笑)

さて、うっすら残っていた光が全て落とされるとあたりはホントの暗闇。もう全く何も見えません。
ここでグループのメンバーも呼び名を自己申請で決めます。
よくある苗字なワタシはそのまま苗字を使いました。こういう時は覚えやすさ優先です。
みなさんの名前を確認したらちくわ君に続いてまた別のカーテンをくぐりいよいよコースへ。

慣れない杖で探る足元はやわらかくてふわふわとした落ち葉の感触。。。これは山道でしょうか。鳥の声、水の音が聞こえるなかをゆっくり進みます。
ちくわ君の声を頼りになるべく皆近づいて行動。頻繁に誰かに当たってしまうような間合いなので「この手○○です」「この背中どなたですか?」みたいに絶えずお互い

の位置を確認します。

「じゃ、まわりに木がはえていると思うので探してみてください」
「ここに水が流れていますね、一人ずつ水に触ったら次の方の手を引いて場所を教えてあげてください」

などなど、ちくわ君のナビゲートで暗闇の探検は続きます。

あまり詳しく書くとネタバレになりますので省略しますが、
その後おじいさんの家を訪ねてちゃぶ台を囲んでお絵かきしたりブランコに乗ったり
お店に行ってみんなでジュースを飲んだりといろんなことをします。
もちろん全て暗闇。

何も視覚情報がないと単純に恐怖を感じそうなものですが、不思議とそれを感じません。
目では確かに何もみえません。でもどこに何があって状況はどうなのか皆の言葉を足し算するとだいたいわかります。
むしろその安心感...誰かに助けてもらっている心強さみたいなもの...を強く感じました。

逆に、目で見えていればそれで把握できているのか、という疑問もあるよなぁと思いました。
百聞は一見にしかずとは言いますが、目で見える映像はものごとの状態を表す瞬時の姿であって、本質的な部分を理解するにはやはり頭を使って意味づけを的確にやる必要がありますよね。そういう重要性も感じました。

主催者HPの体験談にもありますが、暗闇の世界は、年齢も性別も肩書きも容姿も全く関係なく、導いてくれる声と手のぬくもりだけの世界でした。
全てを超越して人間の原点に戻れたような、そんな貴重な体験となりました。


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2009年4月25日 (土)

Bonjour

7年使ったプリンタがとうとう壊れてしまい、プチ複合機を買いました。

高度な機能は必要なくてカラー印刷もスタジオの地図ぐらいにしか使わないので、そこそこのやつを探そうと思いヤマダ電機へ。ええ、ネットで探せば安く買えることは知ってますがすぐに要るもので(汗

で、ほしい機能は

・カラープリンタ(インクジェット)+フラットベッドスキャナ/コピーという構成
・赤外線、Bluetooth、各種メモリメディア対応
・CD盤面印刷(これ結構大事)

というもの。

製品を探したら、実売1万円台からあるじゃないですか。びっくり。

最終的にエプソンのPM-A840Sというのをお持ちかえりしました。
凝った構造がどこにもないチープな製品です。デザインもやぼったい。

製品のデザインとか質感はCANONのほうが圧倒的によかったのですが、

・表示部が可倒式液晶ディスプレイ
・操作スイッチが本体でなくスキャナのふた側についてる

など、わざわざややこしい構造を選択して信頼性を下げている感じがしたのでパス。

やっぱし安くて掃除しやすくて壊れないのがいいなあ。

さて、お持ち帰りして早速接続。
我が家は、Air Mac Express本体にプリンタをUSB接続し2台のパソコン(Mac+Win)から無線LAN経由で印刷するという環境なんですが、どうもWinowsPCからの印刷ができません。エラーになってしまいます。

ドライバの更新、Airmacのファームアップデート、再起動など何度もトライしましたがさっぱりだめ。
買った当日はここで力尽きてしまいました。

そして翌日。
ううむ~こんなときは冷静に事実を整理です。

・プリンタを新しくしたらWinパソコンからAir Mac Express経由での印刷ができなくなった
・直接Winパソコンとプリンタをつなぐと印刷できる
・MacからはAir Mac Express経由で印刷できる

とすると、

・Windowsシステムからの印刷をする場合の
・AirMacに関連した仕様の何かが変更されている
・その変更ができていないため印刷できない

ということか。。。であれば手がかりは多分アップルのサイトに。。。あった!

http://www.apple.com/jp/airmacexpress/specs.html

動作要件を良く見ると、
「AirMac Expressの付属CDにあるBonjour for WindowsをインストールしたWindows PC」
とあります。
ナニ?ぼんじゅーる?そがんこたぁ知らんがな(岡山弁)。

前のプリンタPM920Cが単につなぐだけで印刷できていたのでこれは気づきませんでした。
で、インストールしたらあっさり解決。
印刷もキレイだしコピー機としてもスキャナとしても使えて便利♪
これが1万円台で手に入るというのがすごいです。

ああ。。。

PC8801のころのドットプリンタを思い出すと隔世の感が。。。
比べちゃいけないけど(笑)

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2009年4月 5日 (日)

通勤環境改善シリーズ ~ウレタン注入~

通勤環境改善シリーズ続き。

前回のシート交換で体と車両の間のダンピングが劇的に改善されて揺れ感が減少し、着座姿勢のおかげで腰もいたくなくなりました。

しかし車両自体の挙動が変わったわけではありません。

重量が軽い軽自動車は大きなクルマに比べて路面からの力に対する反応が大きく(加速度a=力F÷質量m)、同じ道を走っても例えば車両重量870kgのR2は車両重量2000kg超のアルファードやエルグランドの2.3倍以上の加速度で揺れることになります(乱暴にいうと、デカくて重いクルマは何にも考えずに作っても乗り心地がいい)。
余計な振動が少なく運転性も良い設計にしようとすると軽自動車などの小型軽量なクルマのほうがはるかに技術的に難しく、サスペンションやタイヤへの要求性能も実は高度になります。しかし安さが求められるクルマのしかも目に見えない部分のコストは必然的に削られ、世の中の軽自動車の乗り心地は「ぴょこぴょこ」「がつがつ」「ふわふわ」になっているのかなと思います。

しかしトレンドはダウンサイジング省燃費。
小さいクルマでも地面に張り付いたようなフラットライドの乗り心地にできたらなぁ。。。。

質量で決まる加速度の絶対量はもうどうしようもないので、その時間変化をゆるやかにすることが体感上の乗り心地改善のポイントになります。

必要なのはやわらかいバネと素早い減衰。
実際にはサスペンションスプリング、ダンパ、タイヤでコントロールすることになります。
で、これを安定して動作させるためには他の振動系をなるべく排除する必要があります。
やっかいなのが車体自体の弾性変形で、いくら真剣にサスとタイヤを設定してもそれらを支える車体自体が最弱部位になっていると効果が全く出ません。
極端な例として、競技車では車体を丸裸にしてつっかえ棒を溶接したりします。
ホントにシビアに変形を抑えようと思うとそのレベルの処置が必要ということですが、日常使用に支障が出るのは必至(笑)。。。第一そんなことをやるには車両価格以上の投資が必要ですし現実的ではありません。

ということで前振りが長すぎましたが、
見えない部分での補剛案として今回サイドシルへのウレタン充填を行いました。

何でも自分でやってみる主義のワタシは当然自らやろうと思っていたのですが、調べれば調べるほどDIYは結構困難な技術だということがわかってきました。

・サイドシル内の構造によって充填方法が異なる
・サイドシル下部が水抜き構造になっている場合が多く、この処置が不適切だと雨水が室内にたまる場合がある
・外気温によって発泡具合が違うので原液の配合をカンで調整必要
・不要な部位にウレタンが回らないようにマスキングが必要で、これに失敗して内装や塗装面に付着すると剥離不能

などなど。
これはちゃんとした技術を持った方にお願いするのが良いと思ったのでこちらのお店に施工をお願いしました。

http://www.originalbox.co.jp/

Photo

ではその内容。

(1)構造の調査&注入穴あけ
シートや内装材を外し、サイドシルの構造がどうなっているのかを調べます。

Photo_2

もともとあいているクリップ穴からライトの光を入れ、どの部分に仕切りがあるのか調べたら、15mmぐらいのドリルで注入用の穴をあけます。

Photo_3

さらに内部にライトを入れて構造を調べます。結局、各ドア部について注入用の穴が4つずつ必要との判断になりました。

Photo_12   Photo_4 ←新聞の内容とワタシの品性は関係ありません(汗)


(2)マスキング
不要な部位から膨張したウレタンが噴きださないように新聞紙とマスキングテープでふさいでいきます。

Photo_5

書くと簡単なのですが、実はここまでで5時間かかっています。一人作業ということもありますが、ライトをいろんなところに突っ込んでは確認~テープをはってまた確認という繰り返しで慎重には慎重をという感じでした。
注入をはじめてしまうと最後までやってしまう必要があることと、一度注入したら2度とやり直しが効かないということで特にはじめての車種ではこのくらい時間がかかるとのことでした。

(3)ウレタンの注入
原液AとBを混ぜて注入穴から入れます。とまあ言ってみればそれだけですがこの混ぜ具合がいろいろノウハウあるようで細かく計りながら作業していました。

Photo_6 Photo_7 Photo_8 Photo_11

注入するときはクルマを前後に傾けサイドシル後端&前端までウレタンが回るように何度か上下させていました。

Photo_10

(4)復旧
内装やシートを元に戻します。当然ながら外見からは全くわかりません。

以上の工程で約8時間。
慎重かつ細かいプロフェッショナルな作業でした。

---------

効果はほぼ予想通り。
段差の通過や歩道を横切って曲がるときなどの感覚が全くちがいます。
今までずいぶんねじれてたんだなぁ。。。みたいな感じです。
あと、低い音の騒音がごっそりいなくなり、その分エンジンの音やCVTのギヤ音が良く聞こえるようになってしまいました。フロアやトーボードまわりの固有値が部分的に上がったため起振に近づいてしまったのかもしれません。まあこれは別の問題として対応しないといけませんね。

ひとまず期待したとおりの性能です。
次なるステップにも期待です。

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2009年2月19日 (木)

いい椅子

最近腰痛に悩みがちだったこともありまして
ちょっと贅沢をしてみました(もちろん中古ですが)。

Recaro

こんなにも違うものかとびっくりするぐらいクルマの印象が変わります。

体感上の路面からの細かい振動が減り、カーブする時のゆれ幅も減少しました。
体が何かのレールの上に乗ってまっすぐズバーンと進んでいる感じになりました。

でも、イスを替えただけなのでクルマの動き方そのものは何も変化してないはず。人間はクルマの動きのかなりの部分をおしりや太ももの裏など皮膚からの入力で感じているということなのかもしれないですね。

何よりうれしかったのが腰が全く痛くなくなったこと(^-^)
どこまででも走っていけそうな気がします。

もっと早く導入すればよかったです。
安全と健康のためにここはお金をかけるポイントですよね。

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滑り止めがついてて足をのせても大丈夫な素材

ワタシのクルマにはフットレストがついていません。
踏ん張るところがなくて困るのでフットレストが欲しいなぁと思っていました。

専用品もあるのですが8000円もします。

でも構造はわりと簡単。

Syms

なんとかそのへんの材料で作れないかな。

足を踏ん張れて

滑り止め構造になってて

丈夫な金属の板があれば。。。。

あれば。。。。








あれば。。。。










あった!

Tama1 こうして

Tama2 こうして

Tama3 こうして

Tama4 完成(^-^)!

もとのネジ穴をそのまま使ったのでフットボードには加工を加えていません。
ということはまたドラムペダルに戻すことが可能です(笑)

いや~落ち着くなぁ(笑)


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2009年2月 8日 (日)

通勤環境改善 続き(HIDにしてみた)

買ってから気づいたのですがライトがあまりに暗い。

調布に住んでた時なら困らなかったと思いますが熊谷に住んでて群馬へ通う身としてはこれではヤバイ。何か飛び出して来たらひいてしまうくらいの暗さです。

ハイビームはそこそこ問題ないのですがロービームで走ってると異常に見えづらい。
バルブ(電球)自体は一般的なハロゲン球なのですが反射板のデザインがよくないのかもしれません。
あと、気になって調べたらなんとヘッドランプが運転席のスイッチと直結でした。つまりリレーも何も無し。配線がエンジンルーム→運転席→またエンジンルームと延々引きまわされ、その分の電圧降下も効いている模様。

リレー追加でバルブの電圧を稼ごうかとも思ったのですが、たまたま某オークションでHIDのヘッドライトを見つけたので思い切って買ってしまいました。

めでたしめでたし。

。。。。。とここで終わらないのは、買ったあとでそのままでは付かないことに気づいたからです

いえ、外見は今までのライトと同じなんですが、仕組みと配線が全然違うらしい。
え~マジ。。。?
いったい何をどうすりゃ動くようになるのか。。。?と思って調べたら

Haisenzu とりあえずこのくらい大変


で、電線やらリレーやらコネクタやらを買ってきてこつこつと配線を作ること半月。


そして、本日再び



Bunkai1 絶賛分解中(笑)

バンパーを外さないとヘッドライトが外せないという構造はどーなのか。まあそれにしてもよくここまで詰め込んだと関心するエンジンルームです。

ついでなので普段手が入らないところまでお掃除。

Bunkai2 スーパーチャージャさんこんにちは。

エンジンとCVTのアルミ部分に白サビが浮いているのと、鋳鉄の無塗装部分は結構錆びてきているので洗浄スプレー使ってひたすら汚れ落とし。

このクルマH16年式で走行は17000km。
丹念に拭いてやると、「5年放置されたエンジンルーム」が「17000kmしか走ってないエンジンルーム」になりました ←ものは言い様

さてさて、HIDのヘッドランプ回路のほうは半月間考え続けて製作し、事前に単体で動作確認していたこともあり一発で正常に点灯

ちょうど暗くなってきたし、試運転に出かけるかぁ~  あれ?

ライトは非常に強力なんですが、光軸が異様に低い。。。手前10mぐらいしか照らしてくれない。しかもプロジェクターランプなもので照らす範囲の境目がキレイにすっぱり切れるのでその向こうが全く何も見えない~。

むむ~。

くっそ~。なんとかしなくっちゃ~。

でもこういうの考えるのって楽しいなぁ

つづく。

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2009年1月24日 (土)

クルマが変わっても通勤環境改善は続く

ヒータを使っていると、空調ダクトからかすかなタバコ臭が。
中古車によくある宿命ですが、通勤で毎日乗るためできればなんとかしたい。

脱臭スプレーを使ったり、バルサンみたいな煙を炊く脱臭剤もやってみましたがやっぱり残ってる。

オゾン脱臭が効くとネットで読んだので数店舗に電話で聞いてみましたが、内装材はなんとかなるだろうけど空調の中についてしまった臭いを完全に取るのは無理ですとの回答。

「ダクトを全部新しくするかバラシて内部を洗浄しないと無理でしょうね」

......

なるほどやっぱりそーですか。





それはつまり




こういうことでしょうか(笑)

R2 R2_2 絶賛分解中


ダッシュボード外して、空調ダクト外して、お風呂で中も外も丸洗い。

とりあえずびっくりしたのは空調ファンの汚れ方。
ファンブレードもそのケースも得体の知れない茶色い汚れがびっしり。

R2_3 R2_4

これも全部キレイにふきふき。

とりあえず洗えるところは全部洗って、拭けるところは全部アルコールで拭きました。
空調ユニットの中が一部手が届かなくて掃除できてないのですが、
これで臭いが気にならないレベルになるといいなぁ。

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